引越しのお金を借りるならどこがいい?引越し費用が足りないときの対処法
- 賃貸契約の満了が近づいているから引越したい
- 急に転勤が決まってしまった
- 隣人トラブルがあって住みにくい
これらの理由からすぐに引越したい、引っ越さなけばいけないことがありますよね。
引越しをするには、引越し資金としてまとまったお金が必要です。
でも、急に引っ越しをするとなると「引越し資金が足りない」ということも多いはず。
引越しするために、お金を借りようとする方もいるでしょう。
そこで今回は引越しをしたいけど、お金が足りないときの対処法と、引越しのためのお金を借りる方法をご紹介します。
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1. 引越しに必要なお金はいくら?引越し費用の計算
引越しに必要なお金が今の貯金で足りるかどうか、お金を借りるならいくら借りるべきかを知るために、引越し費用がいくら必要なのか計算する必要があります。
実際の費用は直接賃貸契約や引越し業者の見積りをしてみないとわからないので、ここでは引越しに必要なお金の目安を掲載しました。
引越しにかかる費用
引越しにかかる金額は、業者や時期、荷物の量、移動距離などで人によって大きく差がでます。
単身の引越しの場合
引越しの距離 | 通常期(5月~1月) | 繁忙期(2月~4月) |
---|---|---|
~200km未満 | 平均42,068円 | 平均45,822円 |
~500km未満 | 平均52,887円 | 平均53,211円 |
500km以上 | 平均61,483円 | 平均67,202円 |
※荷物量の目安:軽トラック5~5.5㎡程度
3人家族で引越す場合
引越しの距離 | 通常期(5月~1月) | 繁忙期(2月~4月) |
---|---|---|
~200km未満 | 平均98,234円 | 平均131,692円 |
~500km未満 | 平均136,497円 | 平均176,951円 |
500km以上 | 平均185,316円 | 平均265,826円 |
※荷物量の目役:3トントラック約25㎡程度
引越し先の新しい物件の賃貸契約にかかる費用
引越し費用は引越しにかかるお金だけでなく、引越し先の物件を借りるときのお金も考慮しなければなりません。
物件の賃貸契約をするときには、敷金、礼金やその他の費用がかかります。
- 敷金
退去時に部屋が大きく破損している部分を修繕する費用や、家賃を滞納したときに家賃の変わりとして使われるお金です。
契約時には、家賃2ヶ月分が必要になります。 - 礼金
大家さんに対してお礼として渡すお金が礼金です。
なかには礼金タダの物件もあるので、不動産屋さんに問い合わせてみてくさい。
礼金は一般的に家賃の2ヶ月分です。 - 仲介手数料
不動産屋さんに支払う仲介手数料として家賃の1ヶ月分を支払います。
仲介手数料不要の物件もありますが、「仲介手数料無料の物件を探す」というと、よい物件を紹介してくれない可能性もあるので、きちんと支払うのがオススメです。 - 前家賃
契約月の翌月の家賃を契約のときに払わなければなりません。 - 日割り家賃
契約した月の途中から入居する場合は、日割り計算で家賃が決まります。 - 管理費、共益費
管理費や共益費はマンションやアパートの共有部分を管理するためのお金で、家賃と一緒に毎月払わなくてはいけません。
家賃に含まれている場合もありますが、家賃とは別で管理費がかかる場合があるので、契約時にきちんと確認しましょう。
管理費は物件によって金額が大幅に違います。 - 鍵の交換費用
基本的に鍵は交換しなければなりません。
交換しなければ、前の住人が持っている鍵でドアが開いてしまうので少し危ないです。
セキュリティーのために鍵は必ず交換しましょう。
費用は約1万円~2万円です。 - 火災保険
賃貸住居では火災保険の加入が義務付けれられています。
費用は約1万5千円~2万円です。
家賃6万円、管理費5,000円の物件を契約した場合のシミュレーション
敷金 | 12万円 |
---|---|
礼金 | 12万円 |
仲介手数料 | 6万円 |
前家賃 | 6万5千円(管理費込み) |
日割家賃 | 6万円(月初めに入居と仮定) |
管理費 | 5,000円 |
鍵交換費用 | 2万円 |
火災保険 | 2万円 |
合計 | 47万円 |
※あくまでシミュレーションなので、実際と異なる場合があります。
単身で引越す場合、先ほどの引っ越し費用と合わせてみると、少なくとも52万円はかかるという計算になりました。
その他引越しにかかる費用
家賃や引越しのお金だけでなく、引越しの際の出費は他にもあります。
- 近所の人への挨拶品
- 家具家電
- 専門業者によるクリーニング代
- 生活必需品
これらに加え、引っ越し直後の生活費も確保しておかなくてはいけません。
実際に引越しにかかる費用よりも、多めにお金を用意しておきましょう。
2. 引越しに必要なお金が足りない!引越し費用を節約する3つの方法
引越しの費用を計算したら、予想以上に高く「引越しに必要なお金が足りない」という状況になることもあります。
たとえお金を借りるにしても、借りる額はできるだけ少ない方がよいですよね。
引越しにかかる費用は方法次第で節約することができます。
繁忙期を避けて引越しする
引越しが最も盛んになる2月~4月は繁忙期で引越し代金が通常期(5月~1月)よりも高くなります。
もし通常期に合わせて引越しができるなら、通常期に引越すようにしましょう。
荷物運びは自分でやる
荷物運びを引越し業者に頼むのではなく、自分で運んでしまえば引越しの費用の節約になります。
ただし、本当にひとりでやると、荷物の搬入が大変なので、家族や友達に手伝ってもらいましょう。
また、近所に引越すなら自分で荷物を運んでしまってもよいですが、遠くに引越す場合は業者に頼んでしまった方が楽です。
引越し業者は複数社の見積りを比較して決める
引越し業者を選ぶときは一社だけに見積りをお願いするのではなく、複数の業者に見積りを出してもらってから決めるようにしましょう。
それぞれの見積書を比較して最安値の業者にお願いするのも方法の一つですが、価格交渉をしてみるとよりお得になるかもしれません。
もちろん100%価格交渉が成功するとは言い切れませんが、試してみる価値はあります。
引越し代金の交渉例客:「A社さんは口コミもよくて仕事も丁寧って聞いているけど、B社はもっと安くでやってくれるから、迷っているんですよね~。」
引越し業者A社:「じゃあうちは少し安くして、オプションもつけるんでうちで契約しませんか?」
3. 引越しの費用を準備する!お金を借りるならカードローンキャッシング
引越しにかかるお金がいくらかわかれば、お金を準備しましょう。
家族や友人にお金を借りるのが一番ですが、知り合いからは借りにくい、または交渉したけど貸してくれなかったという場合は、金融機関からお金を借りるという方法もあります。
引越し費用大歓迎の低金利「フリーローン」
フリーローンとは多目的ローンとも言われ、いろんな目的に利用できるローンのことを言います。
一時的な出費である引越しは、融資目的として問題なく借りることができるでしょう。
フリーローンはカードローンに比べて金利が低いというのが最大のメリットです。
たとえば三井住友銀行のフリーローンなら年間5.975%という低金利で融資をしています。(2017年8月現在)
ただし、カードローンに比べて条件が厳しいというデメリットがあるので注意が必要です。
三井住友銀行のフリーローンは、
- 年収200万円以上で安定した収入がある人に限られている
- 契約時は来店する必要がある
- 貸付は10万円以上
- 融資方法は振込のみの一括融資
- 支払い済みであることが確認できるものを提出しなければならない
- 一括返済、繰り上げ返済には手数料(5,400円)がかかる
このように金利が低い分、条件が厳しくなっています。
また、審査にも時間がかかるため急いで引越しをしたいという方には向いていません。
条件をクリアしており、低金利でまとまったお金を借りたいという方はフリーローンで引越し資金を借りることをオススメします。
引越しのお金だけでなく生活費としても借りられる「カードローン」
急な引越しが決まって、できるだけ早くお金を借りたいという方はカードローンキャッシングがオススメです。
カードローンの特徴は、フリーローンのような一括融資ではなく、限度額の範囲内で必要な時に必要なだけお金を受け取ることができるということ。
引越し資金としても使えますし、引越しでお金が無いときに生活費の足しにすることもできます。
一括返済や繰り上げ返済も自由にでき、使用用途を証明するものを提出する必要はないので使いやすいキャッシングです。
カードローンは銀行カードローンと消費者金融のカードローンがあります。
低金利で利用限度額が大きい銀行カードローン
銀行カードローンと消費者金融のカードローンの違いは「融資できる金額」です。
融資額の制限が厳しい消費者金融に比べて、銀行カードローンは引越し資金として十分な金額を借りることができます。
また、消費者金融のキャッシングより金利が低いというのもメリットのひとつです。
消費者金融よりも融資までに時間がかかるとされていますが、すでに指定の銀行口座を持っていれば来店不要のWEB完結で申込みができ、契約が完了次第すぐにお金が借りられます。
フリーター、主婦、学生でも借りられる消費者金融のキャッシング
消費者金融のキャッシングは、アルバイトやパートで毎月一定の収入があれば、フリーターや主婦、学生といった低収入の方でもお金を借りることができます。
金利は銀行カードローンより高くなりますが、消費者金融の方が審査通過率が高いため、審査に通るか不安な方は消費者金融のキャッシングを選ぶとよいでしょう。
土日祝日でも審査可能で、好きな時にお金が借りられるので大変便利です。
急な引越しですぐにお金を借りたいという方は、インターネットから申込み、無人契約機でローンカードを発行すれば、すぐ近くのATMから現金を引き出すことができます。
消費者金融のキャッシングのデメリットは、融資金額の制限が厳しいこと。
消費者金融のキャッシングは総量規制の対象となっているため、年収の3分の1を超える金額を借りることはできません。
つまり、引越しに必要なお金の全額分を借りることができない可能性があります。
もともと自分が持っている引越し資金に、プラスアルファで補うために借りるなら問題ないでしょう。
30日間の無利息期間を活用しよう
プロミス、アイフル、アコムは30日間無利息でお金を借りることができます。
アイフルとアコムは初回契約日の翌日から30日間無利息なのに対し、プロミスは初回借入日から30日間無利息なので、引越しの予定はあるけどまだ日程が決まっていないという方はプロミスがオススメです。
4. カードローン審査は引越す前に済ませておく
「引越し資金はなんとか自分で用意できたけど、引越しでお金を全部使ってしまって、引越し後の生活が厳しい!」
なんてこともよくあります。
引越しの費用を計算するときは、引越し後しばらくの生活費もあるかどうか確認しておきましょう。
もし生活費が足りくなりそうだと思ったら、必要な時に必要な分だけ引き出せるカードローンキャッシングを利用するのがオススメです。
引越し後にキャッシングを利用する可能性が高いという人は、カードローン審査を引越しの前に済ませておきましょう。
カードローン審査をする際、現住所に住んでから1年未満の場合、審査のときに不利になる可能性があります。
【まとめ】急な引越しでも慌てず計画的にお金を準備しよう
引越しにかかる費用は人それぞれ異なります。
周りの人の「引越し費用は〇〇万円かかったよ」の声は参考程度にしておきましょう。
時間的に余裕をもって引越しできる方は、お金にも余裕があるときに引っ越しをするのがオススメです。
急に引っ越しをしなければならない方は、引っ越しの費用を計算し、自分の持っているお金を確認してから、カードローンを利用するなど計画的に引越し準備を行ってください。
引っ越し費用を借りる方法は、他にもたくさんあります。詳しくはお金を借りる即日融資ガイド110番に記載されていますので宜しければご覧ください。
きっとあなたにピッタリな借入方法が見つかります。